ここから約16年経って細かい部分の考え方は変わったが、食糧を自給しようという基本はいまでも変らない。その考え方の変遷は ログジャン「genes」記事で。農業保護や二酸化炭素、農業の競争力についてなど。()内は後から付け足しました。
食べ物について考えてみた
2009/08/16 14:50:50
いま日本は金を出せば世界中の美味しいものが食える。食料選択の自由があるわけだ。
一方では食料が不足している、明日の食べ物も確保できない。
そんな人が大勢いる。
話はちょっと飛んで、最近知ったんだけどウルグアイラウンドっての。
米余りの日本が、いつのまにか米の輸入を義務付けられていて、その輸入量の半分はアメリカだと。
素朴な疑問として、いらないから買わないのにそれを無理やり買わせるってのは、押し売りと同じだろ。
そんなお約束を平気でしてしまう、そして高いお金を出して嫌々でも輸入した米にカビが生えてしまったってのは記憶に新しい。
腰抜け政府と官僚(ここダイジ)。
そういえばアソコの国は牛肉のときもどうしても買わないとスーパーウルトラ自分勝手を押し付けるぞと日本を脅して、結局輸入再開したら、狂牛病の危険部位が何度も混入しているという、ある意味とてもキケンな国なのだな~。
我侭もエエカゲンニせー!といいたい。
この世界的食糧難のときに、農業大国をいいことに、尚まだバイオ燃料を作るらしい。
アソコは二酸化炭素(二酸化炭素と気候変動や地球温暖化との関連はテキトーに作られたものだと判明している)とを減らすつもりは無いのがミエミエだ。
保護主義はイケナイコト(日本以外の先進国はどの国も保護主義)ってのがウルグアイの前提のはずなのにオモイキリ矛盾しているアメリカの農業政策。
ところで、日本人は昔ほど米を食わなくなったとはいえやっぱ基本(主食)はご飯お米だよね。
舌が肥えてしまった日本人に米食え米食えといっても外国の米は食えたものじゃない。
しかーし消費量が昔と比べて減っているなら。寝かした田んぼに補助金払わず粘土質の改良をなぜしないのか、素朴な疑問だ。
麦だって大豆だって輸入に頼っているんならなぜそれを作らないのか?なぜそれを作ることに魅力を感じ、若者が農業に従事できるような政策を考えないのか。
農政、票田、もしかしてJAもグルなのか?
麦も大豆も国産で作れば自然と米農家にも競争意識がついて日本の農業の競争力(相場する馬鹿がいるので農業は資本主義下では保護しないと衰退することが判明した)が向上するんでないの?
って素人ながらに思うのであった。
終戦の焼け野原から這い上がって生きたご先祖様たちを見習いたいものだな。