2006/11/24

bad days

一人っ子の息子は、やがて本当に一人になるときが必ずやってくる。
それまでに、彼に強い心を培ってやなければならない。父親としての当然の義務なのに。

うつ病に打ち勝つことのできない僕は、彼を強い男に育てていくことができるのだろうか。

焦燥感、情けない自分に対する怒り。それらは何処へも行き場所がない。膿となった感情が、心に沈殿してゆく。
膿は発熱し、
やがて冷えて固まってゆく。
重くなる。
あきらめという悪魔が顔を覗かせる。
僕はうつむいて悪魔から目を逸らす。
言葉が凍る。
嫌な文章だ。

投稿日 2006/11/24 Feel something | リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)