昨晩「地下鉄に乗って」という映画をみたせいでそうなったのかどうかは分らないが、横浜市営地下鉄に乗って「伊勢佐木長者町~都築ふれあいの丘」で下車した。
アパートを出る時には横浜ズーラシアに行くつもりで出たのだが、なぜか途中下車してしまった。
駅を降りて看板の周辺マップを見ても分らないので直感で歩きだした。道路の遥か向こうに見える山並みは箱根だろうか。つっと小鳥が目の前を横切りつばきの生垣の中へ飛び込んだ。そっと覗くと目白のツガイだ。最近こういうことが多くて、これを「ウェルカム・バード」と呼ぶことにしている。
どうやら野鳥たちには歓迎されているようだ。もう少し歩いていくと市民農園に野菜が植わっている。農作業している方に声を掛けて畑のこと、野菜のこといろいろと教えて頂いた。
これだけあれば自家消費分は十分でしょうと聞くと、「いまはキャベツだってなんだって(値段が)高いらしいが買ったことない」と。羨ましい限りだ。
市民農園から十分くらい歩いたところに丘の上への登り口があったので、ついつい坂を登ると、こじんまりしたスペースにベンチが設置してある。今日はここで弁当を広げた。「都築ふれあいの丘」という場所だ。寒いのでほかに人はいなかった。貸し切り状態は非常に非常に大好きである。
鳥たちの囀りを聞きながら食べる弁当の味は格別なのだ。
冷たい空気の中に凛として咲いている花に目が留まったので撮影しようとファインダーを覗くと・・・
「こんにちは」そう聞こえたような気がした。
こちらこそ、そう花に話しかけると花が固まった。
「え!」
花の声が聞こえる人間にびっくりしたようだ。空では野鳥が盛んに悲鳴のような鳴き声が聞こえる(ような気がした)。
ズーラシアよりたのしい自然園を発見したようだ。