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長寿より健康

 薬草を煎じて飲んだり患部に塗ったりするのは、洋の東西を問わないのだろうか。そういえば西洋の魔女は薬草や昆虫などをグツグツ煮込んだ液体で魔法をかけたりする。東洋には実際にドクダミや熊笹を煎じたり、朝鮮人参などもその類であるし、鹿の角や臓物などを珍重したりするのはそれなりの効用があるのだろうか単なる迷信なのだろうか。

 健康保険が使える診療とそうでない診療がある。私のような生活保護者の保護費では針灸治療はできない。

 肩や首が凝る。凝りや痛みは薬を飲むことでは治せない。飲み薬や張り薬は、凝り感や痛みを一時的に和らげたりするだけで原因を取り除いてくれるわけではない。うっ血による血液の停滞やリンパ液の停滞なども原因だろうし、過去に怪我や打撲などを受けた部位が後年になって痛み出すということもあるようだ。

 痛み止めを飲んだり塗ったりしても一時的なものでしかないから、揉んだり擦ったり運動やストレッチで血液の循環を良くしたりする。年齢が高くなると身体を動かすことがままならなくなってくるので、どうしても薬に頼らざるを得ないという現状もあるだろう。

 私の場合特にそういう勉強をしたわけではないが、軽いランニングとストレッチをしている。なるべく歩くようにしている。体温を高めに保つようにしている。身体の温度を芯から高めに保つのはなかなか大変だ。歩くことはその点でとても良い運動になる。

 もうひとつ大切なことは、食事に気をつけるということ。旬の食材をなるべく食べるようにすることも、うまく説明はできないのだが効果がある。

 長年ずっと毎日欠かさずアルコールを飲んできたのだが、量をひかえるとか、飲まない日を設けることにした。飲まない日を設けるようになって便秘をするようになった。便秘を解消する為の食事を摂るように食生活も変えた。そうしていてもどうしてもというときに薬に御厄介になることにしている。生活習慣病を治すには生活習慣を変えないことには話にならない。それと化学的な食品添加物を極力摂らないようにしている。

 自分の身体のことは自分が一番良く知っている。医者は医学を知っているが、私の身体は検査の数値を通してしか知らない。医者の言うことは専門家からのアドバイスとして聴く。最近の医者は生活習慣を詳しく聞いたりしないので、自分の状態を医師に聴きそれと生活習慣を自分で調節することが必要だ。生活習慣まで詳しく指導してもらうには多分別料金が掛かるのだろう。

 運動やストレッチやマッサージ指圧など、自分でできる部位ならばいいのだが、どうしても手が届かないところがある。肩の下の肩甲骨とか背中や腰などはどうしたらいいのだろうか。形成外科の理学療法というのがあるのだが、電気を流してビリビリとやるあれだが、全く効果がない。整体師による治療は保険がきかない。

 健康保険で一定の治療費をカバーする場合、数値で表せない治療に保険をきかせることで問題も出てくるのは確かだ。以前、日本では禁止されたはずの、背中に吸盤をあてて血液を吸い出すという治療があり流行し、その後何らかの理由で禁止された。私はその理由までは詳しくは知らない。

 医者に行って診察してもらい処方箋を持って薬局で処方してもらう(といっても殆どは既製品薬)。薬の量とか診断の種類など数値にしやすい診療に保険が適用されるが、だからといってその治療で症状が改善し治るのかというとそうとは限らない。

 こういうことって、考え出すと難しいよね。長生きできるかどうかなんて誰にも分らない。いつ死ぬのかだって誰にも分らない。日々健康で暮らせることが大切だ。

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